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更新:2002/12/24



PUBLIC REST ROOM


カギを持ってない誰かが
こじ開けたドアから
次々と上がり込む野良犬たち

残飯を喰い散らかして
そそくさと出て行く
僕はと言えばそれを
天井裏で窺ってる

ここは忌まわしい物を
仕舞い込むだけのために
造られたかのよう

いずれこんな事だって
慣れっこになっちまうさ
見向きもされないで
居るよりはマシだろ

そう思いでもしなきゃ
取り壊されるのみ
モットモなんじゃないの?
マットウしてやったらどう?

自称「芸術家肌」のガキが
スプレーを片手に
闇夜という友達と戯れ合いだす

アヤツは
無くてはならない場所を
知らん振りする
しかしながら
なかなか
愛してはもらえぬ場所を

ここは麗しい物を
引き立てるだけのために
使われてるのかい

いずれこんな事だって
慣れっこになっちまうさ
見向きもされないで
居るよりはマシだろ

そう思いでもしなきゃ
取り壊されるのみ
モットモなんじゃないの?
マットウしてやったらどう?


誕生:2002




助手席に乗せた焦燥


キズだらけの愛車
標識の通り
見通し悪い路
スピード緩めりゃ
後ろから
高らかなクラクション

あのガードレール突き破ろうが
誰も褒めてくれそうにない

僕がそういう奴なのか
今はそういう時期なのか
僕がそういう奴なのか
今はそういう時期なのか

悲しすぎて
笑えてきた
シラフだってのが
またいい

トランクに積んである
死骸の臭いが
きつさ増す前に
あの娘に会いたい
枕カバーを
替えはしたけども

取り上げたそのカミソリで
私の邪推を切り裂いてよ

あれを最後にしたくない
君もそう思わないか
あれを最後にしたくない
君もそう思わないか

苦しいくらい
快くて
つねり合った痕は
もうない

切り裂いてよ… 切り裂いてよ…
切り裂いてよ

僕がそういう奴なのか
今はそういう時期なのか
あれを最後にしたくない
君もそう思わないか

次のパーキングエリアで
喉を潤すとしよう
次のパーキングエリアで
次のパーキングエリアで


誕生:2002




kazura


君を泣かすつもりは
微塵もなかったんだと
弁解しかけたけど
それは
こんな事で泣いちゃう君が変と
侮辱するも同然

腫れ物に触り合うようで
気疲れはピークに
またもや君は「恐れ多い」って
とても口惜しそうに
すり抜けてゆく

君自身が許せぬ君を
僕はどう愛せばいい?
だって伝わるはずないだろう
この胸の内

まるで役に立てない自分が
イヤになって
君から遠ざかった
けれど役に立ちたい自分を
捨てきれず
視線は君の方へ

心から謙れたら
いくらかラクになる?
酷い仕打ちにも挫けないで
当然のごとく
両手 広げた?

そう言えば君も
よく似た思い示してた
ちょっと軽んじ過ぎたみたい
その胸の内

まやかしに乗っかったり
他人を罵ったりばかり
そんな僕への頼りがいを
何度も力説してくれた君

君自身が誇れる君に
気付けた時には
きっと
君以上に喜ぶ僕がいるだろう
いつまでだって待てるさ
見込んでるから


誕生:2002




ヒートアイランド


溶け出した本性は
泥濘となって
君を視界から追放したがる

傷む物を好み
じめついた場所で
生い茂ったものの
誰も寄りつかない

そんな

カビみたいな存在の
肩を持つ奴に
僕はどれくらい
出くわすのだろう

この鼓動は
そいつを知りたいがために
未だ止まろうとしない
ということにしておこう

蒸発しない過去は
竜巻となって
僕を地上から抹消したがる

臭い物を探し
キチガイのごとく
飛び回ったあげく
力尽きてしまう

そんな

ハエみたいな存在の
肩を持つ奴と
僕はどれくらい
連めるのだろう

この脈は
そいつを知りたいがために
今も打ち続けてる
ということにしておこう

そして baby,
おまえの胸に耳を当て
手首を握って
守ってみせると
うそぶいてあげたい
ウワゴトのように

素肌すら剥ぎたくて
仕様がなくなっても

息があるうちは
雨乞いもできる
息があるうちに
雨乞いをするんだ


誕生:2002




ゾンビ


刃渡り14cmのナイフを手に僕の
脇腹へ突進してくるオマエ

狙いをつける事は
外れをつくる事さ
縮まる寿命を憂えるがいい

怒鳴りたてるか?
掴みかかるか?
相手にしてやるってのか?

肉眼じゃ見えない物は
そこに無いって言い放ちたい
信じなきゃいけない物に
すがり付く気になどなれない

小人が寄ってたかって
しかも夜通し僕の
額を目がけて
石を投げつける

外れを設けないと
当りを祝えないな
なるほど実によくできた世界

シラミ潰し
いや、モグラ叩きだ
ぼちぼち遊び飽きたろう?

肉眼じゃ見えない物は
そこに無いって言い放ちたい
信じなきゃいけない物に
すがり付く気になどなれない

手応えを感じぬ物の
傍らをうろつきながら
悲しみを正当化するも
そんな自分への怒りがまた
生きがいかのように滾るよ


誕生:2002








(c)Ruka Ibuki