ヒガミのキワミ
あの人もその人も
楽々と越えて行く
僕のこと寄せ付けぬ
口実の数々を
君がウソ吐いてまで
保とうとしてたのは
自らの面目か
都合いい関係か
どうにか気を引いたろうと
差し出しまくるネタ
なるべく気を持たせまいと
受け流されるオチ
踏みにじりたくなる
あまりにも好調で
辱(はずかし)めたくなる
あまりにも悠長で
いつまでもいつまでも
振り払えぬ残像
どこまでもどこまでも
膨れ上がる空想
さんざん体感してきた
愛とは違うもの
どんどん鮮明になるや
愛とは何たるか
嫌われてしまうね
疑念だけぶつけてちゃ
避けられてしまうね
不満だけぶつけてちゃ
慰めてみたいさ
できるなら本当は
励ましてみたいさ
できるなら本当に
誕生:2009.10.
包囲網
窓の外の景色に
目を向けることもなく
小さな画面ばかり
覗き込む毎日だ
あんまり気安く
触れたりしないで
そんなに容易く
折れたりしないさ
そこから削除してみよう
すぐに働きかけぬよう
ひとまず削除してみよう
すぐに頼りにしないよう
株を上げたつもりか
誇らしげな顔だな
聞かれてもない話
ペラペラと繰り返し
あちこちガタが
来だしているんだか
いちいちヘドが
出そうになるんだよ
しばらく放置してみよう
それは必要ないだろう
とにかく放置してみよう
あれも必要ないだろう
大してタメに
ならぬその情報
単なるクセで
またしても収集
思い出せないままでいい
覚えてる分だけでいい
知り尽くせないままでいい
気付いてく分だけでいい
誕生:2009.10.
bitter smile
厚みを増すメイク
どんどん崩れてく
今夜も空元気
だんだん疲れてく
良からぬ衝動に
駆られてしまいそう
良からぬサイクルに
飲まれてしまいそう
求めてくれる人はいる
高望みしつつも
稼いでゆける場所はある
選り好みしつつも
把握したくてたまらない
なさけなさ過ぎるこの現状
整理したくてたまらない
くだらなさ過ぎるこの心情
正直になるほど
清純じゃなくなる
想像するだけで
混乱しだしてる
一瞬の快楽
勝ち取らせたタメに
一生の苦しみ
背負わされるハメに
足りないモノや出来ぬコト
挙げればきりがない
持ててるモノや出来るコト
見つめてみたらどう
噛み締めずにはいられない
それがどんなに奇跡かって
受け止めずにはいられない
それがどんなに皮肉だって
愛し抜けると思うかい?
地獄に堕ちたその後も
信じ抜けると思うかい?
地獄から見たその愛を
前向きだからこそ
過去も忘れていない
折り合いつけるべく
明日も生きていたい
誕生:2009.9.
クレーマー
長らく監禁してたんだ
ようやく解放できたんだ
すっかり弱り果てたソイツ
全く世話が焼けるソイツ
上手に寝かしつけらんない
悪夢を見せずにいらんない
期待から ほど遠く
意向とも かけ離れ
横たわる それは何
立ちすくむ それは誰
ただいま現実逃避タイム
またもや他力本願モード
そんなに旨い話なんて
なんだか怖い話じゃんね
むちゃくちゃ神経とがらせて
けれども抜き差しならなくて
不安だけ リアライズ
不満なら エンドレス
察するに 劣等感
要するに 特別視
好きなだけ
嫌がれど
変えられやしないだろう
そんだけじゃ
そのままじゃ
晴らせなどしないだろう
期待から ほど遠く
意向とも かけ離れ
横たわる それは何
立ちすくむ それは誰
痛いとこ 突きたがる
沁みるけど 効きやがる
そんな詩(うた) どこですか
埋もれずに ありますか
誕生:2009.8.
冴え渡りて
そいつはカンチガイだった
あいにくハヤトチリだった
選ばれたのは自分以外
ジェラシー押し殺せないで
あちこちやけに角立って
静けさこそが雄弁だ
よっぽど魅力がないからか
過ち犯しちゃくれないね
よっぽど重荷になるからか
一度も手を出しちゃこないね
そんな君ゆえ惚れ直す
寂しさ耐えきれなくって
弱みを覗(のぞ)かせまくって
投げやり気味に許す肌
求めてたのは愛だって
泣き濡れては思い知って
それでも逸(はぐ)れまいとする
すっかり飽きられちゃうようで
長くは続いてくれないね
すっかり悔やませちゃうようで
大事にし合えるわけないね
そんな恋ならウンザリさ
なごやかに過ごすには
現状を保つには
相当の演技力を要す
君じゃなきゃイヤなんだ
寒気すら覚えんだ
だからって無理じいなどできず
何回いなくなろうとした
止めるかどうか見てみたくて
何回ぶちまけようとした
去らぬかどうか見てみたくて
どんなに近くに座れても
無力さ感じるばかりだね
どんなにスラスラ話せても
自信を失うばかりだね
冷えてゆくほど冴えてゆく
冴えているだけ冷えている
誕生:2009.8.
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※ 誕生:大まかな旋律が生まれた年
脱皮:詞の中心思想が変わった年
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●All lyrics Ruka Ibuki
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